認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまって、脳の細胞の働きが悪くなって、記憶とか、行動など様々な障害が起こり、生活するうえで支障が出てくる状態を言います。厚生労働省は、全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値を発表しました。65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症になると予想されています。なんと、2012年の時点で全国に約462万人(推計)から、約10年で1.5倍にも増える見通しです。したがって、現在も増え続けています。
認知症のなりやすさをチェックする7つの項目があります。
□睡眠時間が4時間以下の日が週に3日以上
□連続30分以上のウォーキングや運動をする日が週2日以下
□仕事や家庭の中でストレスを感じることが多い
□揚げ物が好き
□3杯以上のお酒を週5日以上飲む
□タバコを吸う
□家から一歩も出ない日が週に2日以上
どうでしょうか?4つ以上あてはまると要注意です!
「規則正しい睡眠」
「バランスのとれた食生活」
「適度な運動」
「眠食運」の3原則を忘れずに、自分自身が目標を立て、それを実行する積み重ねが生活習慣を改善します。認知症のリスクを減らす生活になるよう心がけたいものです。かかりつけ薬局では健康相談を実施していますのでお気軽にご相談ください。